衝撃を受けた、あの食事!!
先日、テレビを見てたら「人生で初めて食べて衝撃を受けた食べ物は?」
というテーマでトークしている場面に遭遇しました。
ゲストの武田鉄矢さんが「東京の人は生野菜(サラダ)を
食べていることにおどろいた」と語っておられました。
かつて武田家では、野菜は火や熱を通して食べるもの、とされていた
そうです。
自分の場合はどーだろー?
としばし振り返り・・・・思い出しました!!
「こんなおいしいものが、この世にはあったのか」と
驚愕した食べ物があります。
大学の学食で食べた「カツカレー」がそれでした。
それまで新潟の田舎で育った私は
もちろんカレーライスの存在は知ってましたが
そこにカツを乗せた食べ物が、この世に存在することを
18年間知らずに過ごしました。
いまから数十年前の、まだ若者だった私は
胸躍らせて上京し、ちょうど今頃の4月初旬、
初めて大学に足を踏み入れました。
学内は新入生を勧誘するサークルの人たちで
ごった返していたっけ・・・
お昼を食べようと学食を訪れて
「さて何を食べようか・・・」とサンプルを眺めていると
カツカレーなる、なじみのない食べ物が。
「カツカレー? なんだ、それは?
カレーだけでも十分なのに、そこにカツをのせるだと?
なんて贅沢な。」
とやや批判的な心情で食券を買い、おばちゃんに渡しました。
出来上がってきたカツカレーは結構なボリュームで
しかも味噌汁付き。
それまでカレーのときは味噌汁なしで
過ごしてきた私は
「カレーであろうが味噌汁を付ける。なるほどこれが東京なのか・」
とやや舞い上がって誤解を。
で、本題のカツカレーを食べてみたら、もーびっくり。
こんなにおいしいものがこの世に存在していたのか。
こんなにおいしいものを、こんなに手頃な値段で
(たしか300円くらいだったと思います)
食べられる東京よ、お前ってやつは・・・。
心底おいしいと思いましたね。
カルチャーショックでした。
皆さんはいかがですか?
「人生で初めて食べて衝撃を受けた食べ物は?」
振り返ってみると
「あんなものに衝撃を受けてたのか」
なんてね、かつての自分の幼さに
苦笑いしたりして。
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